イサカ2泊3日の旅の記録です。
グランピング施設を後にし、今度はコーネル大学のキャンパス内にあるホテルへチェックインに向かいました。
イサカ1日目のグランピングはこちら
- コーネル大学内にあるホテルTheStatler Hotel
- コーネル大学のキャンパス散策
- イサカの人気フレンチレストランLe Cafe Cent-Dix
- イサカに来たらぜひ寄りたいCornell Diary Bar
- タガノック滝へ
コーネル大学内にあるホテルTheStatler Hotel
コーネル大学(Cornell University)は、イェールやハーバード同様、東海岸の私立名門大学8校から成るアイビーリーグの一校です。
なかでもコーネルのホテル経営学は全米トップレベルだそうで、あの星野リゾートの星野さんも卒業しています。
今回宿泊したThe Statler Hotel(ザ・スタットラーホテル)は、そのホテル経営大学院が直営するホテルで、学生たちが学びながら働いているため若いスタッフが多い印象です。(特にバレットパーキングのスタッフ)
もう二度と泊まる機会はないだろうと、せっかくなので奮発して泊まりました。
ホテルの周りには、趣のある校舎が立っていました。
落ち着きのあるロビー。
部屋は広くはありませんが、清潔感がありました。
Tower Viewタイプの部屋を選ぶと、部屋から美しいキャンパスが見えるようです。
アメニティは嬉しいAVEDA!
犬も宿泊可能なのはありがたいです。
ホスピタリティがよかったと滞在中感じる出来事は特になかったのですが、歩いてキャンパス内を散策することができてよかったです。
エレベーターホールにあったフロアガイド。面白かったのが、広間の名前。BROWN、COLUMBIA、DARTMOUTH、HARVARD、PENN、PRINCETON、そしてYALEと、広間にアイビーリーグの名前がついていてユーモアを感じました。
ランチはそのままホテル内にあるイタリアンへ行きました。
ランチはビュッフェとなっていて、野菜中心でしたがどれも美味しかったです。
なんと日本人の女性が働いていて、イサカでおすすめのレストランをいろいろと教えていただきました。夜はその一つのフレンチへ行くことに。
コーネル大学のキャンパス散策
お城のようでかっこいいコーネル大学MBAの校舎は、ホテルのすぐ向かいにありました。
大学のグッズを見に、大学の生協The Cornell Storeへ。
コーネル大学のスクールカラーはカーネリアン・レッドという赤だそうで、赤、白、グレーのアイテムが多くありました。デザインがオシャレで、コーネルと縁もゆかりもないのに買ってしまいそうになります。
Big Redという名前の、テディベアとはかけ離れた強そうなクマのキャラクターが大学のマスコットキャラクターのようです。
訪れたのが5月の卒業シーズンだったので、店内にもCongrats Grad!の文字が。
ペット用品もおもちゃやおやつ、ユニフォームなどかなり充実。こちらもスクールカラーの赤いアイテムが中心です。
愛犬にBig Redのおもちゃをプレゼント。
アイビーリーグの他の大学を訪れた様子はこちら
生協を出てすぐの建物(おそらく図書館)にもCongrats Graduates!の文字が。日本語の「卒業おめでとう!」よりなんだかかっこよく、カジュアルな感じがします。
キャンパスは高い丘の上にあり、どこまでも続く森や大きな湖を一望できます。
「全米でもっとも美しいキャンパス」と言われるのも納得の、大自然の中にあるのどかで美しいキャンパス。夫もコロナがなくキャンパスビジットできていたらコーネルに留学していたかもと言っていました。
卒業生たちが黒いガウンを着て写真を撮る場面にたくさん遭遇しました。
ガウンの下に白いワンピースを着るのがイケてる女子の定番のようでした。
丘を下り、下からキャンパスを眺めてみました。芝生でゴロゴロする学生や、本を読む学生もいて、とてものどか。
坂はかなり急なので、学生たちは大変そう。冬はこの坂でソリで遊んだりするんだろうな~。
昨日グランピング場で会ったイサカに住むおじいさんに、コーネルのハーバード・F・ジョンソン美術館(入場無料)からの景色がきれいだよと聞いて、美術館にやってきました。
夫婦そろってアートパーソンではないので、美術品はサクッと見る程度で。最上階(5階)へ向かいました。
鮮やかな緑とフィンガーレイクスに癒されます。
イサカの人気フレンチレストランLe Cafe Cent-Dix
夜ご飯は、イサカ在住の日本人におすすめしてもらったレストランの一つ、ダウンタウンにある「Le Cafe Cent-Dix」へ。小さなフレンチレストランですが、人気のようで入店まで30分は待ちました。
レストランのあるIthaca Commons(イサカ・コモンズ)というエリアには、他にもレストランやお土産屋さんが並んでいました。
牛肉のタルタル
日替わりメニューのホタテ
鴨のコンフィ。
どれもとても美味しかったのですが、フレンチ全般に言えることですが、味付けはしょっぱいです。
食後は犬の散歩がてら、キャンパス内をまた少し散策しました。
イサカは治安もかなりいいのではないかと感じました。
イサカに来たらぜひ寄りたいCornell Diary Bar
翌朝、コーネル大学の有名なアイスを食べにCornell Diary Barへ向かいました。
ホテルから歩いて行ったのですが、きれいな校舎やボタニカルガーデンの傍を抜けて行ったので、ただ歩くだけでも楽しかったです。
野生のシマリスにもたくさん遭遇しました。かなりすばしっこい。
お目当てのアイス屋さんへ到着。土日は営業していないそうです。
「可愛かったから」と夫が牛のストレスリリーフまで買っていました。
大学で飼っている牛のミルクでつくられるアイスクリームは、口当たり滑らかで、ミルク感も強くとても美味しかったです!場所は少々不便な場所にありましたが、イサカに住んでいたら通ってしまいそう。
愛犬を連れて行ったら、犬の分までアイスをくれました。なんて優しい。
さすがにワンスクープは多すぎるので、人間が少しいただきました。
タガノック滝へ
イサカといえば滝、ということで、最後に有名なTaughnnock Falls(タガノック滝)を見に行きました。赤ちゃん連れでトレイルを歩くのはキツイかな、というのと私たちの怠惰な性格から、車で直接展望台へ向かいました。
駐車場を降りるとすぐに滝が見えました。
下の方には小さく、滝の近くを歩く人たちが見えました。
ビジターセンターではGorgeous(ゴージャス)とGorges(渓谷)を掛け合わせたグッズがたくさん売られていて、すっかりイサカの虜となった私たちはTシャツをお買い上げ。
未だに「イサカほんとによかったね」と話題に上がるほど、美しい自然とキャンパスがあり、出会った人たちも親切だったイサカ。
人によってはMiddle of no Whereで周りに山しかなく退屈、そして冬は地獄、と感じるかもしれませんが、少なくとも私たちは訪れた時期が5月とベストシーズンだったこともあり、とても素敵な時間を過ごせたのでした。