たまたま予定が重なり、4月は毎週末旅行に出ていた我が家。
4月の2週目は、友人家族とキャンプをしにCape Codへ行きました。
キャンプといっても、自分たちでテントを張ったりする本格的なキャンプは得意ではないので、オートキャンプに泊まりました。
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Cape Cod(ケープコッド)はどこ?
インスタグラムで「ケープコッド」と調べると、ディズニーキャラクターの「ダッフィー」の写真で埋め尽くされます。
東京ディズニーシーに灯台や時計台のある、小さな港町をテーマにしたケープコッドというエリアがあるのです。(「ダッフィーグッズのお店があるエリア」として私の記憶にはインプットされていました。)
本物のケープコッドはアメリカ・マサチューセッツ州にある半島で、ボストンから車でだいたい一時間ちょっとの場所にあります。
キャンプ場はケープコッドの入り口に位置していますが、もっと半島の奥へ進むと可愛い街並みや夕日のきれいなビーチなどが広がっているそうです。
私たちの住むコネチカット州ニューヘイブンからは車で約2時間半かかりました。
途中、通り道にあるロード・アイランド州のProvidence(プロビデンス)という街に寄って観光とランチをしました。
Auto Camp(オートキャンプ)とは?
他にも近場の気になるグランピング施設やロッジがあったのですが、4月の時点ではまだオープンしていなかったり最低宿泊数が2泊~だったりと条件が合わず、今回はAuto Camp(オートキャンプ)に泊まってみました。
Auto Campは他にもヨセミテ国立公園やザイオン国立公園など、自然あふれる場所に施設があるラグジュアリーなキャンプ場です。
ニューヨーク州のキャッツキルにもありますが、キャッツキルには以前行ったことがあったので、今回は初めてのエリア、ケープコッドのAuto Campにしました。
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予約方法
私は公式サイトから予約しましたが、友人はExpedia経由で予約したようです。(料金は一緒)
部屋タイプがテントタイプ、エアストリーム(高級キャンピングトレーラー)、コテージのような部屋といろいろあり、私たちはエアストリームにしました。
エアストリームにもCLASSICとPREMIUMの2タイプあり、公式ホームページによるとCLASSICとPREMIUMの違いはロケーションの違いだそう。
CLASSICは施設の正面にあり、エアストリーム同士の距離が割と近いので、家族連れや友人同士で旅行する人に向いているんだそう。
一方のPREMIUMは施設の奥の方に位置しているため、より静かでロマンチックな時間を過ごしたい方におすすめなんだそう。値段もPREMIUMの方が高いです。
ロマンチックなステイを希望していない私たちはCLASSIC AIRSTREAMにしました。
友人と一緒なので、キャビンを隣同士にするリクエストを別途メールで出しました。
リクエストベースなので確約はできないとのことでしたが、隣同士にしてくれていました。
注意点としては、Luxury Tentsタイプの部屋は、テント内にトイレやシャワーがないこと。利用する場合は、クラブハウス内のトイレやシャワーとなります。
以前アメリカで泊まったテントタイプのキャンプもテント内にトイレやシャワーがなく、夜中にトイレに行きたくならないかビクビクしました(笑)
化粧もテントから少し離れた共有スペースの洗面所で落とし、コンタクトを外してよく見えない状態で暗い道を戻るのは大変だったため、今回はテントではない部屋を選んでみました。(でもテント泊、とても楽しかったです。)
ペットフレンドリー
Auto Camp は75ドルの追加料金ですべての部屋が2頭までペット宿泊可能です。ノーリードはNGです。
小型犬から大型犬まで犬連れの宿泊客がたくさんいましたが、泣き声がうるさかったり部屋が犬臭かったりなどはありませんでした。
Autp Camp Cape Codに到着
雨女ぶりを発揮し、この日も悪天候。
入ってすぐに広めの売店があり、トレーナーやTシャツなどのオリジナルグッズはどれもオシャレでした。
氷も売っていましたが、かなりの量でした。
キャンプでは外せないスモア。板チョコ、マシュマロ、ビスケットの入ったセット+長い木のくしが販売されていたので購入して、夜スモアを楽しみました。
クラブハウス
晴れていたらもっときれいな景色が広がっているのではないかと。
子連れは自転車を無料でレンタルすることができるそうです。
そんなに広くはないですが、ウッドチップのキッズゾーンもありました。
今夜私たち家族が泊まるエアストリーム。見た目は電車のような宇宙船のようなアルミ剥き出しの車体。中はホテルのようでした。
ファイアーピット用の薪はクラブハウスで購入することができます。(無料にしてほしいところ)
ピットの横にテーブルと椅子があるのは嬉しい。
鍵をかざすとドアが開きました。
間違って土足で少し歩いてしまいましたが、入り口で靴を脱いで、靴を置いておくスペースがありました。
ズボラな私たちは、脱いだ靴をエアストリームの外に脱ぎっぱなしにして寝てしまったのですが、寝ている間に大雨が降り、靴はびしょびしょ。ドライヤーで乾かすはめになったので、靴はきちんと中にしまうことを強くおすすめします。
ソファは背もたれを倒すとエキストラベッドになります。下に枕や布団もありました。
エアコンもついています。
キッチン周りはとても充実していて、電子レンジ、まな板、食器、キッチンナイフやハサミ、塩コショウなど揃っていました。
家から持参したのはオリーブオイルと醤油、焼肉のたれくらいです。
お水の入ったボトルは水筒のようなつくりで持って帰ることもできます。
奥がベッドルーム。小さなテレビもありました。
私、娘、愛犬がベッドで寝て、夫はソファーベッドで寝ました。
清潔感のあるバスルーム。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ付きです。
髪の毛が詰まっている様子もないので、なぜかシャワーが流れず足元に水が溜まってしまいました。友達の部屋は問題なかったようです。
キャンプにスーツケースで来る人はなかなかいないと思いますが、スーツケースを広げるスペースはさすがになさそうです。
夕食までクラブハウスでまったり。
遠くに海が見えました。
辺りはエアストリームだらけ。
途中寄ったプロビデンスのホールフーズで食材を購入。
お肉、ソーセージ、野菜はとうもろこし、玉ねぎ、ズッキーニ、すいかを購入。
せっかくブリオッシュも買ってホットドッグを作ったのに、ケチャップを持参するのを忘れました。
焼きおにぎり用のおにぎりは家から持ってきました。
火がなかなか点かず、男性陣が苦戦していました。
天気が悪かったこともあり、日が暮れると4月のケープコッドはまだまだ寒く、途中から愛犬はエアストリームの中に避難。
我が家も友人家族も子どもがまだ小さいので、子どもを寝かせて大人はゆっくりお喋りというわけにはいかず。。。また数年後、今度は日本で一緒にお出掛けできたらいいなあ。
Auto Campに泊まってみて~残念ポイント~
Auto Campはラグジュアリーキャンプとだけあってお値段も期待値も高かっただけに、ちょっと残念な部分もありました。
去年の5月にアメリカの他の場所で似たようなテント泊をしたことがあり、そちらのキャンプ場と比べてしまう部分もあります。
朝食のクオリティ
クラブハウスで朝食がいただけるとのことで行ってみたら、食事は有料。しかも食事と言っても普通(市販?)のベーグルやワッフル、クッキーなど。
無料なのはコーヒー、紅茶、グラノーラなど。宿泊料が高い分、朝食をもっと充実させてもらえたらと思いました。
泊まっているときは気づきませんでしたが宿泊客がかなりいたようで、朝食の時間になるとクラブハウスが人でいっぱいでした。特に子連れ客たくさんいて驚きました。
昨年利用した他のグランピング施設は無料で朝食を提供しており、ローカルなヨーグルトや近所のベーカリーのパンやマフィンなど、どれも美味しかったのです。
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バーベキューをするにも有料
こちらも以前宿泊した施設との比較になりますが、以前泊まったグランピング場は自分たちで火を起こさなくてもスタッフの方に頼むと火を点けてくれてスモアキットも無料でしたが、Auto Campは薪もスモアキットも有料で、火も自分で点けなければならず苦戦しました。
施設側でBBQキットを用意してもらうこともできるみたいです。
旅行自体は楽しかったですが、Auto Camp、リピートはないかなぁ。
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