もう数カ月前のことですが、アメリカで娘の百日祝いをしました。
お宮参りもできなかったので、何か一つでも日本らしいことをしてあげたいとお食い初め膳を手作りすることにしました。
お食い初めのメニュー
メニューは、
ハマグリのお吸い物
筑前煮
鯛の塩焼き
お赤飯
かまぼこ
の6品です。かまぼこは飾り切りしただけですが。
食材調達
お食い初めの2日前に、片道約2時間かけてニュージャージーの日系スーパー「ミツワ」まで食材を調達しに行きました。
まずは最も大事な鯛を探しに魚売り場へ直行!無事に発見しました。
4パックしかなかったので、そのうちの1パックを肌身離さず持ち歩きました(笑)
値段は9ドルでした。
パックにはPorgyと表記されていましたが、レシートにはWild Small Sea Breamとありました。(どちらも鯛の意味)
お吸い物のハマグリは、なければ他の貝か、さいあく貝はなくてもいいや~ぐらいの気持ちでいたところ、HAMAGURIの名前で売られていました。
4個入りで2ドルでした。
他に梅干しや三つ葉、筑前煮用のれんこん、ごぼう、しいたけ、里芋(冷凍)、なます用の大根とにんじんなどを買いました。
にんじんは日本食材店でなくても手に入りますが、アメリカのにんじんってなんであんなに細いんでしょ?ピーターラビットのにんじんみたいな。
華やかになるよう花形に切り抜きたかったので、日本で売ってるような普通の太さのにんじんを買いました。(鈴木ファームで採れたにんじんだった気がします。)
アメリカで日本の野菜を育てている鈴木ファームの記事はこちら↓
いざ、調理!
かまぼこは、初めて飾り切りしてみました。意外と簡単!
お皿は金沢に旅行に行ったときに買った九谷焼の豆皿。食卓が華やかになるお気に入りのお皿です。
金沢で泊まった宿の朝食で使われていて可愛くて購入したのですが、いろんな柄があってもっと買ってくればよかった~と後悔。
お赤飯は初めてお豆から炊きました。
お豆ともち米は母が以前日本から持ってきたものを使いましたが、ミツワでももちろん入手可能です。
メインの鯛ですが、ゲットできたことにテンションが上がり、なんとミツワで肝心のウロコと内臓の処理をお願いするのを忘れてしまいました。
もともと魚嫌いで、魚を丸ごと買ったのは人生初めて。
You tubeで下処理の方法を調べて何度もイメトレするも、やはり自分には無理だと悟り、夫が夜に学校から帰るのを待ってお願いすることに。
ですが、さすが日系スーパー。
夫が帰宅し魚を開封して確認すると、ちゃんと下処理されていました。なーんだ。
いずれにせよ、鯛の塩焼きは夫が担当してくれました。
水でよーく洗い、塩を塗り込み、オーブンで焼きます。
こちらのレシピを参考にしました。
そして出来上がりがこちら!
なんとか形になりました~涙
すごい達成感。
お食い初めを華やかにしてくれた小道具たち
100daysのキラキラのケーキトッパーは、アメリカのAmazonで購入。
袴と歯固めの石は渡米前に日本の楽天市場で買いました。
【袴ロンパース】
【歯固めの石】
祝い箸と敷紙もセットです。敷紙は鯛の下に敷きました。
食べる真似をして、たくさん写真を撮って、あとは私たち大人が美味しくいただきました。
残った鯛の塩焼きは、翌日鯛めしにしました。
日本にいたら自分では作っていなかったかもしれないので、いい経験と思い出になりました。食材の調達から大変だったけど、やって良かった!
娘が一生食べ物に困りませんように。
【おまけ】
ミツワの果物コーナーで売っていたOishii Farmのいちご。アメリカの植物工場でつくられた、日本品質の高級いちごです。
確かに、アメリカのいちごって美味しくないんですよね。
ちょうど先日Oishii Farmのいちごについての記事を読んだばかりで、夫が食べてみたいというので買ってみました。
3粒でいいお値段でした。
開けた瞬間からいちごの甘~い香りが。
味も甘くて、とっても美味しい!日本のいちごの味がしました。
つい先日、ニューヨークのホールフーズでも取り扱いを開始したそうです。
その他、アメリカでの子育ての様子はこちら