ホセ・クエルボ・エクスプレス、通称テキーラ列車に乗ってテキーラ村へ行くツアーに参加しました。
メキシコ駐在員でもツアーの存在を知っている人は少なく、実際参加したときも他に日本人はいませんでした。
私はお酒が苦手ですが、お酒が大好きな人も飲めない人も、メキシコらしさが味わえる楽しいツアーだと思います。
ツアー予約
Jose Cuervo(ホセクエルボ社)の公式HPからツアーを予約をしました↓
ツアーには"SUNRISE"と"SUNSET"の2種類があって、「行きが電車で帰りがバス」か、「行きがバスで帰りが電車」かの違いです。私は旅のテンションを高めていきたかったので、行きが列車の"SUNRISE"ツアーにしました。
テキーラ列車の車両には「エクスプレス・ワゴン」「プレミアムプラス・ワゴン」「ダイヤモンド・ワゴン」の3つのレベルがあって、それぞれ値段も異なります。私はプレミアムクラスにしました。
ツアー内容は
09:00 列車出発
11:00 テキーラ村到着
11:35 蒸留所の工場見学
13:00 テキーラ村で自由時間
16:15 メキシカンショー
18:00 アガベ畑見学
20:00 バスでグアダラハラ到着
往復11時間のツアーです。
グアダラハラ到着
テキーラ列車の出発地グアダラハラ(Guadalajara)はメキシコ第二の都市と言われています。
集合時間が早いので、ツアー前日の夜にグアダラハラに着く便で首都メキシコシティから向かいました。グアダラハラ空港からホテルへはuberで移動。なかなかUberがつかまらず空港の外で待ちぼうけ、、、
ホテルはHotel Riu Plaza Guadalajaraを予約しました↓
ホテル リウ プラザ グアダラハラ|口コミ、部屋写真&料金、お得情報|エクスペディア
テキーラ列車「ホセクエルボ・エクスプレス」出発
翌朝ホテルで朝食を食べ、uberでツアー集合場所へ向かいます。
10分でツアー集合場所のFerromex駅に到着。
高級感のある列車に大興奮。
車両と座席は予約時に指定されるので、自分の車両を探して乗り込みます。
プレミアムプラスの高級感のある車両内。机を挟んで向かい合うボックス席です。
列車の中ではテキーラマスターがテキーラの飲み方や歴史を教えてくれました。
列車内では軽食が出ます。
これはメキシコ料理の「タマレス」。トウモロコシの粉にお肉やチーズ入れて蒸したものです。見た目は日本の笹巻みたい。
ワカモレなどのおつまみ
テキーラや、それ以外のお酒やソフトドリンクも飲み放題です。
しばらくすると、窓の外に畑が広がり始めました。
メキシコの帽子ソンブレロを貸してもらって。
テキーラ村に到着
電車に揺られること約2時間、テキーラ村に到着です。
列車を降りるとマリアッチが陽気な音楽で迎えてくれて、更に旅のテンションが上がります。
可愛い子どものマリアッチも!
ここでテキーラ列車とはお別れ、バスに乗って工場へ向かいます。
帽子の売り子がいて、日差しも強いので夫は麦わら帽子を購入。意外と作りもしっかりしていい感じ。人懐っこい野良犬?が尻尾を振りながらついてきました。狂犬病の心配はあるものの、可愛いんですよね、、、
黄色の壁がメキシコらしくて可愛い通り。
蒸留所の工場見学
ラ・ロヘーニャ蒸留所に案内されました。
ホセ・クエルボのシンボルであるカラス。入るとすぐに本物のカラスがいました。
クエルボはスペイン語で「カラス」という意味です。
工場ツアースタート。
パイナップルのようなものがたくさん落ちています。
テキーラの原料で、アガベの根の「ピニャ」とのこと。ピニャはスペイン語で「パイナップル」の意味なので、見た目通りのネーミングです。
工場の中へ入ります。壁の色もメキシコらしいです。
ピニャを蒸し焼きにすることで出る甘い汁を蒸留したのがテキーラなのだそう。蒸したピニャの香りをかいで、試食することができました。甘い!
工場の中にも甘い香りが漂います。
積み上げられた熟成用の樽
熟成期間によってテキーラの種類と、色も透明から琥珀色にが変わるんですって。
石鹸やクリームもあります。
地下へ降りるとワイナリーのような熟成庫が。30年熟成させるそう。
ツアー後半に続きます。